韓国ドラマのドロドロ復讐劇おすすめ10選！怒涛の展開に釘づけ

韓国ドラマの中でも根強い人気を誇る「復讐劇」は、ただスカッとするだけではありません。

愛する人に裏切られた怒り、失われた幸せを取り戻すための闘い、複雑に絡み合う人間関係…見始めたら止まらなくなる作品ばかりです。

今回の記事では、そんなドロドロで壮絶な復讐劇を描いた韓国ドラマの中から、特におすすめの10作品を厳選して紹介します。

復讐をテーマにしたおすすめの韓国ドラマ10選

復讐をテーマにした韓国ドラマのなかでも、とくにおすすめの作品10選を紹介していきます。

ペントハウス

ソウルの高級住宅「ヘラパレス」を舞台に、上流階級の住人たちが繰り広げる愛と欲望、そして復讐の物語。

完璧な人生を手に入れたはずの女性スリョンは、ある事件をきっかけに、夫や周囲の人々の裏の顔を知ることになる。

娘を守るために戦い、真実を暴こうとする中で、欲望と嫉妬が渦巻く衝撃の展開が続いていく。

本作の魅力は、なんといっても予測不能な怒涛のストーリー展開です。

誰が味方で誰が敵か分からない緊迫感、次々に明かされる秘密や裏切り、そして復讐に燃えるキャラクターたちの執念が見どころです。

三角関係はもちろん、親子関係やママ友バトル、財閥の権力争いなど、あらゆる人間関係が複雑に絡み合い、一度見始めたら止まらなくなります。

シーズンを重ねるごとにスケールも加速し、最後まで見逃せない展開が続きます。

奇皇后

舞台は高麗時代。少女ヤンは母と共に元に連行されそうになっていたが、王子ワン・ユに助けられる。しかし彼女らを追った元の武将により母は殺されてしまう。

ヤンは男性として生きることを決め、名前をスンニャンと改めワン・ユの叔父であるワン・ゴに仕えることに。やがて高麗の兵士となったスンニャンは様々な陰謀に巻き込まれていく。

『奇皇后』は、実在した高麗出身の皇后・キ・ヤンの波乱万丈な人生を描いた歴史ドラマです。

女として生きることが許されなかった時代に、皇后という地位まで上り詰めたヒロイン・スンニャンの強さと美しさが、壮大なスケールで描かれています。

本作の大きな見どころは、愛と権力、そして復讐が複雑に絡み合う展開です。スンニャンをめぐるタファン皇帝とワン・ユ王の三角関係も非常に濃密で、それぞれが抱える想いに胸が締め付けられます。

さらに、敵を欺き、策略を巡らせながら生き抜くヒロインの姿は痛快で、スカッとする場面も多く、全51話という長さを感じさせないほど見応えがあります。

ザ・グローリー ～輝かしき復讐～

高校時代、壮絶ないじめを受けた少女ドンウンは、自らの人生を壊した加害者たちへの復讐を誓い、表舞台から姿を消す。

やがて大人になった彼女は、加害者の子どもの担任教師として現れ、綿密に計画された復讐を静かに始めていくのだった。

表向きは穏やかな日常の裏で、じわじわと追い詰めていく彼女の覚悟と執念が物語を動かす。

本作の最大の見どころは、主人公ドンウンの冷静かつ緻密な復讐劇です。

激しい感情をむき出しにするのではなく、淡々と相手を崩していく手法が新鮮で、静かな狂気と緊張感が物語を支配します。

また、彼女の過去を知りながらも寄り添おうとする男性医師との関係も見逃せません。

復讐だけに生きてきた彼女が、人とのつながりに少しずつ心を開いていく様子は、物語に深みを与えています。

家族の秘密

大財閥の長男・テソンと結婚をしたジョンヨンは姑や小姑との暮らしに息苦しさを感じていた。

そんなジョンヨンの唯一の安らぎである娘・ウンビョルが婚約式を迎える。しかし、ウンビョルは何者かに誘拐され、帰らぬ人になったのだった。

犯人は、醜い争いを繰り広げる財閥一家の誰か。ジョンヨンは犯人に復讐することを誓う。

『家族の秘密』は、娘の失踪事件をきっかけに、家族の中に隠された秘密と裏切りが次々と明かされていくサスペンス要素の強い復讐劇です。

ヒロインのチョンヨンは、娘を奪われた母として、真実を追い求めながら冷酷な復讐に手を染めていきます。

本作の見どころは、善悪がはっきり分かれていない登場人物たちの複雑な感情や行動です。

誰を信じていいのか分からない不安定な状況の中で、親子や姉妹、夫婦といったさまざまな関係が崩れていく様子がリアルに描かれています。

マイネーム: 偽りと復讐

父を目の前で殺された少女ユン・ジウは、復讐を果たすため裏社会に身を置き、犯罪組織に加入する。

そこで鍛えられた彼女は“偽名”で警察に潜入し、父を殺した真犯人を突き止めようと行動を開始。正義と復讐の狭間で揺れながら、ジウの過酷な戦いが始まる。

本作の最大の見どころは、ヒロイン・ジウが復讐のために自ら闇に飛び込み、身体を張って戦う姿です。

女性が主役の復讐劇としては異例のハードなアクションが満載で、スピーディーな展開とともに見応えがあります。

また、潜入捜査という設定から生まれる「誰を信じていいのか分からない」緊張感もポイント。復讐のために築いた嘘のアイデンティティが、ジウ自身を苦しめていく姿が切なく描かれています。

スタイリッシュな映像と激しいアクション、そして緻密に構成されたストーリーが融合した、骨太な復讐サスペンスです。

カッコウの巣

起業家令嬢のヨニにはドンヒョンという恋人がいたが、二人の仲に反対した父親の行動が原因でドンヒョンは事故死してしまう。3年後ヨニは父親の薦めでビョングクと結婚をするが、彼女は子宮がんに冒され子供の産めない体になる。

ビョングクの母親に代理出産を強要されたヨニはそれを承諾する。しかし代理母となったファヨンは、ドンヒョンの妹でビョングクの元恋人だった。兄と恋人を奪われたファヨンはヨニへの復讐を始める。

『カッコウの巣』は、裕福な家に生まれたはずのヒロインが、実は別の家庭で育てられていたという衝撃の真実から始まるドロドロの復讐劇です。

愛と信頼を踏みにじられたヒロイン・ヨニが、自分の人生を奪った者たちに対して、冷静に、そして執拗に仕返しを重ねていく姿が見どころです。

入れ替わった運命、偽りの家族関係、策略に満ちた人間関係など、韓国ドラマならではの展開が次々と押し寄せ、視聴者を引き込んでいきます。

さらに、ヒロインを巡る三角関係や、復讐の中で芽生える新たな感情も描かれており、単なる仕返しドラマにとどまりません。

復讐代行人～模範タクシー～

元特殊部隊出身のキム・ドギは、母親を残虐な事件で失い、深い喪失感を抱えて生きていた。

そんな彼が出会ったのは、被害者に代わって復讐を遂行する「模範タクシー」という秘密組織。法では裁けない悪に立ち向かうため、彼はタクシー運転手として様々な復讐任務を遂行していく。

本作の魅力は、スカッとする“完全代行型の復讐劇”です。

暴力や詐欺、性犯罪など、実際の社会問題を元にしたエピソードが多く、視聴者の共感と怒りを呼び起こします。そしてそれを徹底的に叩き潰す主人公たちの姿が痛快です。

1話完結型のテンポの良さもポイントで、重たいテーマながらも見やすく、ハラハラする展開が続きます。

仲間とのチームワークや、任務ごとに変装・潜入するユニークな演出も見どころの一つです。

モンスター ～その愛と復讐～

交通事故で両親を亡くし19歳で孤児になったイ・グクチョル。事故は叔母に仕組まれたものだと知ったグクチョルは、叔父に追い詰められ死の淵に立つ。

辛うじて生き返ったグクチョルは、整形で顔を変え名前も変え、復讐することを誓う。

『モンスター ～その愛と復讐～』は、巨大な権力に人生を踏みにじられた青年が、別人として新たな人生を歩みながら復讐を果たしていく壮大なドラマです。

裏切り、陰謀、愛憎、そして偽りの身分…。韓国ドラマならではのドロドロ要素がぎっしり詰まっています。

本作の見どころは、長期シリーズならではの“濃密な人間関係”と“怒涛の展開”です。

一つの復讐劇にとどまらず、家族、恋人、ビジネス、過去の因縁まで複雑に絡み合い、登場人物それぞれが何かしらの秘密や思惑を抱えて行動しています。

また、復讐の過程で生まれる恋と、それによって揺らぐ主人公の心情も丁寧に描かれており、愛と憎しみの境界線を問うような深さがあります。

あなたは贈りもの

不慮の事故でそれぞれの夫を亡くした嫁・ヒョンスと姑・ヨンエは、別の道を歩み始める。数年後、ヒョンスは御曹司ドジンとの結婚を考え始めるが、姑として現れたのはドジンの父・マ会長と再婚をしていたヨンエだった。

数奇な再会を果たした二人の前に、マ会長の前妻であるテファが現れる。実はテファは自分の悪事の目撃者であったヒョンスの前夫とその父を事故に見せかけて殺していたのだった。そのことを知ったヨンエは……。

『あなたは贈りもの』は、信じていた人に裏切られたヒロインが、すべてを失いながらも立ち上がり、自らの手で復讐を遂げていく感情の波が激しい復讐劇です。

穏やかな家庭生活から一転、裏切りや陰謀に巻き込まれていく展開は、怒りや悲しみ、そして共感を呼び起こします。

本作の大きな魅力は、ヒロインの“母としての強さ”と“女としての執念”が同時に描かれている点です。

ただの恋愛復讐ものではなく、家族の絆や母の愛情も物語の軸となっているため、見ていて胸を打たれるシーンも多くあります。

また、加害者側にもそれぞれの事情や葛藤があり、単なる勧善懲悪にとどまらない複雑な人物描写が物語に深みを与えています。

赤い袖先

舞台は朝鮮王朝。聡明で意志の強い宮女ソン・ドクイムは、自分の人生を自分で選ぶことを望み、ただ誰かの“側室”として生きることを拒んでいた。

そんな彼女の前に現れたのが、後の英祖となる王・イ・サン。身分差や宮中のしがらみに翻弄されながら、互いに惹かれ合っていく二人。

しかし、その愛は甘く穏やかなものではなく、運命と野望に引き裂かれる切ない道をたどっていく…。

『赤い袖先』の見どころは、時代劇でありながらもヒロインの主体的な生き方と、切ない愛のかたちが丁寧に描かれている点です。

王という絶対的な権力者と、自由を求める一人の女性。愛し合いながらも交わらない想いが、視聴者の心を揺さぶります。

また、宮廷内での陰謀や嫉妬、策略なども描かれ、ただのロマンスではなく、権力闘争の中での“静かな闘い”としての側面も持っています。

ドクイムの強さや覚悟は、まるで自身の運命に対するささやかな“復讐”のようにも映ります。